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コラムColumn

2022.5.01

数ある画筆の中からあなた好みの筆を探すのは難しいものです。

基本セットの筆が使いやすく間違いがありません。

 

 

 

これから絵を描き始めたいと思っている方は、基本セットの筆が使いやすく間違いがありません。
価格が安いのもお勧めのひとつです!

 

子どもの時、水彩セットにある筆を使って毛先がボソボソで円錐形にそろわない、細い線が描けないと思った方も多いのではないでしょうか。思ったように描くには技術も必要ですが、良い道具を使い、さらに用途に合ったものを使わないと上達しません。子どもの時から良い道具に触れさせることが、これから楽しく絵を描くためには欠かせないと思います。

 

このデザイン筆セットでは、毛先の形状が違う3本の筆(平筆:ポスター平筆、丸筆:彩色筆、細筆:面相筆)が筒に収められており、細い線描きから、広い面塗りまでそれぞれ表現できます。水溶性の透明水彩絵の具や不透明水彩絵の具(ポスターカラー/ガッシュ)などに使う筆なので、この3本があれば学校等で使う四ツ切画用紙の大きさならちょうど良い筆のサイズです。

 

 

 

 

平筆は水含みも十分あり、幅の広い筆先で描くと均一に画面を絵の具で塗りつぶすことができます。毛幅が1.3㎝程度ありますので、1.5㎝~2㎝程度の幅の線が描け、さらに、角を使えば細い線も描くことができます。

 

 

 

長く均等な線を描きたい場合は、面相筆の方が優れています。
この面相筆は毛幅が2.5㎜程度なので、4㎜以下の幅の線を描くことができ、筆を立てて小さな点を描くこともできます。

 

 

 

彩色筆は毛幅が8㎜程度なので、毛先を使った0.5㎜程度の細い線から1cm程度の太い線まで、抑揚のある強弱を
つけた線を描くことができます。また、指先で穂首の毛をつぶして平らにすれば、平筆で描いたような幅広の線表現も可能です。穂首を平らにつぶすことで水分が含まれにくい状態になるので、風景画の草表現などで使えそうなカサカサした線も描くことができます。

 

 

それぞれ特徴ある線が描けますので、筆の違いを学べて、いろんな色で表現したくなるセットです。これから暖かく色鮮やかな新緑シーズンがきますので、スケッチブック片手にスケッチ旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。