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コラムColumn

2023.6.01

兼毫筆

 

 

書筆には兼毫筆(兼毛筆)という種類があります。
同じ動物の毛の中から、柔らかい毛と硬い毛を混毛したり、違う動物の毛を混毛している筆のことを兼毫筆(兼毛筆)と言います。
筆の穂首の中を見てみると、太い毛や細い毛、長い毛や短い毛が入っているのが分かります。

 

 

 

 

筆の弾力や書き味を調節するために、筆づくりの職人が選毛しながら筆をつくっています。
柔らかすぎるのは難しい、でも、硬すぎるのはちょっと、という方に向いているのが「兼毫筆」です。
初心者から上級者の方まで、幅広くご使用していただけます。

 

 

 

程よい柔らかさと硬さがあるので、書体を問わずに書くことができます。
また、様々な作品を筆1本で書きわけることもできます。

 

動物の毛は、雄・雌によっても毛の硬さが違い、兼毫筆は混毛の比率も違います。
一本一本それぞれに個性があり、書き味も変わっていきます。

 

今回ご紹介する筆は、
馬毛(ウマ)と山羊毛(ヤギ)と鼬毛(イタチ)の入った魁栄堂製 「大筆 江戸自慢」です。

 

 

 

山羊毛が入っているので少し柔らかさを持っていますが、馬毛や鼬毛も入っているのでコシがあります。
はらいやハネが綺麗にまとまりやすく、穂先が滑らかに動くので筆運びがしやすく書体を問わずに書くことができます。

 

 

 

 

 

穂先がスッキリとしているのでシャープな線が書きやすく、先が効き、様々な大きさの字を書くことができます。
馬毛が入っていることによって弾力を感じられますが、柔らかさもあるので、上級者にもおすすめの一本です。

 

 

 

 

 

 

 

弾力があり、筆運びが楽で初心者から上級者まで幅広い層にお使いいただけます。

 

商品番号:0114170000019
事業者:魁栄堂
商品名:江戸自慢(5000)
価格:5,500円(税込)
用途:半紙2~6字
主原料:馬/山羊/鼬

 

 

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